おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

反省

ここに書いている本の感想が、だんだん八百屋書評*1も甚だしいことになってきている。困ったなあ。 *1:この八百屋は魚を売っていないのはいかん。更に肉を売っていないの甚だけしからん、などという言いがかりような書評のこと。

今日買った本

「日本怪奇小説傑作集 2」紀田順一郎, 東雅夫,創元推理文庫 1が面白かったので確保 「みんな行ってしまう」 マイケル・マーシャル・スミス,嶋田洋一,創元推理文庫 短編集ということだけで買ってしまう。 二冊で二千円越えていたのにはちょっとびっくりした…

今日買った本

いしいひさいちの経済外論3 朝日新聞社 1990年初頭の経済をネタにした時事四コマは、今読み返すとつらい。 空港にて 村上龍 文春文庫 村上龍は短編を書かせると抜群のテクニックを持っているのですが、特に書きたいこともないというのがもったいないところ…

ディアスポラ グレッグ・イーガン ハヤカワ文庫

イーガンの作品は言うまでもなく本格SFだと思いますが、ハードSFと言われるとなにか違和感がある。SF的アイディアで、とんでもない結論に達してくれないとハードSFとしては物足りない。そういう意味では、この作品の冒頭直前がハードSFに該当すると思う。人…

冥土・旅順入城式 内田百間(門がまえに月) 旺文社文庫

旧かなづかいの冥土を読みたくて探していたのですが、やっと確保。

ディアスポラ グレッグ・イーガン ハヤカワ文庫

Diaspora (プログレッシブ英和中辞典第4版(小学館)) [名](the 〜)(形式) ディアスポラ.1(1)(バビロン捕囚後の)ユダヤ人の離散(Dispersion);(一般に家族などの)離散.(2)(集合的)離散して他国に住むユダヤ人;その国々. 2 (d-)少数異教徒集団. 広く離…

「三角形の第四辺」 エラリイ・クイーン ハヤカワ文庫

デヴィッドソンが代作したということでとりあえず確保してみる。

「盤面の敵」エラリイ・クイーン ハヤカワ文庫

スタージョンが代作したということでとりあえず確保してみる。

「拷問者の影」 「調停者の鉤爪」 「警士の剣」 「独裁者の城塞」 ジーン・ウルフ ハヤカワ文庫

「ケルベロス第五の首」が評判よろしかったためかリバイバルフェアで復刊していた。とりあえず確保してみる。

早川書房「異色作家短編集」

早川書房のサイトにもまだ載っていないので真偽のほどはわかりませんが、 Exciteブックスのニュースによると復活だそうで。 http://www.excite.co.jp/book/news/00021127267324.html?l=1 ■10月刊行予定 『キス・キス』(ロアルド・ダール/開高健訳) 『さ…

「ニンギョウがニンギョウ」西尾維新 講談社ノベルス

函入でハトロン紙のカバーをめくると染みたような表紙。活字はカスレている。 レジへ持って行くと1500円だったので ちと驚いたが、これだけ凝った装丁ならば仕方ないか。 十七人目の妹が四回目の死を迎えたので映画を見に行く所から始まる四篇。 幻想小説に…

「奇偶」 山口雅也 講談社ノベルス

主人公である推理作家に、ありえないほどの偶然がふりかかる。推理小説では嫌われる「偶然」をテーマにした推理小説。偶然をテーマとした推理小説であるため、犯人は必然的に偶然となる。これは必然なのか偶然なのか。偶然とともに圧倒的な量の偶然に関する…

「木乃伊男」蘇部健一 講談社文庫

主人公に付きまとう顔に包帯を巻いたミイラ男。何故か里中満智子の挿絵で話が展開していく。読み終わって二日ほど考えたのだが、やっぱりこの本を小説として評価するのは難しい。推理という点からは、最後のイラストが暗示する驚愕の結末にしても、更に謎が…

「歌うダイアモンド」ヘレン・マクロイ 訳:好野理恵他 晶文社ミステリ

ヘレン・マクロイは「家蠅とカナリア」「割れたひづめ」「一人で歩く女」などの本格推理長篇で知られているらしい。読んでないけど。 この短編集は、本格・サスペンス・異色短篇・SFとジャンルを問わず収録されていて、各短編がどのように結末を迎えるのか…

マリオの誕生日というのは任天堂公認なのだろうか。ちと疑問。

「闇の展覧会−罠−」カービー・マッコーリー編 ハヤカワ文庫

復讐するは…… シオドア・スタージョン アイディアストーリーではあるが、心の闇の書きっぷりはさすがスタージョン。でもやっつけ仕事の感は免れない。でもスタージョン。 闇の天使 エドワード・ブライアント 現代に生きる魔女が昔の男に復讐する話。 精神一…

今年の夏はモア・ベターよ:森高千里

細野晴臣プロデュース・演奏。細野氏の名盤「はらいそ」の続編的位置付けでしょうか。名曲「東京ラッシュ」「風来坊」もカバー。トロピカル路線で夏に最適な一枚。細野氏はアイドルのアルバムでも平気で妙なリズムを繰り出すのが偉い。

the best selection of first moritaka 1987-1993: 森高千里

オタクとヤンキーが聴いているという先入観があったので、真面目に聴かずにいた。そろそろ虚心に聴けるかなと思い購入。やっぱり、この人の言語感覚は飛びぬけて変。「わたしがおばさんになっても」とか「ストレスが私を駄目にする」とか「勉強はしないより…

「Wの悲劇」夏樹静子 角川文庫

雪の山荘もの。製薬会社会長の孫娘が、会長を刺し殺してしまう。別荘にいた者は一致団結して孫娘をかばい、外部の者の犯行に見せかけようとする。しかし、この偽装工作が警察にばれるよう細工する謎の人物が。薬師丸ひろ子主演の映画は、原田知世主演の「天…

拉致

そろそろ帰ろうと支度していたら、部長二人に拉致され中華料理屋へ。紹興酒を散々飲まされる。いつ肩たたきの話が出るかとビクビクしていたら、どうやら今度退職する人の送別会会場探しを兼ねた単なる飲み会だったらしい。酔った勢いで「奇偶」山口雅也と「…

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「銀河ヒッチハイク・ガイド」 「宇宙の果てのレストラン」 ダグラス・アダムス, 安原和見 河出文庫 一気に読む。ある日突然銀河ハイウェイ建設のために地球は破壊された。たまたま生き残ったのは二人の地球人。そういうわけで宇宙をヒッチハイクして放浪。…

「奇遇」

山口雅也の「奇遇」がノベルズで出ていたので買おうと思って書店にいったら、汗をだらだらとかきながら立ち読みしている男がいて、うずたかく積んでいる「奇遇」に股間をぐりぐり押し当てている。書店を一周して戻ってきても、同じ場所でまだ立ち読みしなが…

涼しく

気温が低くなったせいか、それでもまだまだ湿度が高いせいか、台風で気圧が低いせいか、季節の変わり目のせいか、体がだるい。気力もわかない。自分の体がちょっと心配。帰宅時に街灯の明かりが樹木でさえぎられる暗い路を歩いていると、すごく死にたくなる…

とりあえず買ってある本

「銀河ヒッチハイク・ガイド」 「宇宙の果てのレストラン」 ダグラス・アダムス, 安原和見 河出文庫 とりあえず懐かしがりながら読み中。この爆笑には程遠い判りにくい笑いが、何故ムーブメントにまでなったのか、よくわからない。 「時と神々の物語」 ロー…

「君が代は千代に八千代に」 高橋源一郎 文春文庫

Mama told me 世界と生きる意味との関わりに関する考察もしくはゲロAV Papa I nlove you 言葉と無意識を含む思考との繋がりに関する考察もしくは近親相姦 Mather Father Brother Sister 生と死と性と家族団らんに関する考察 殺しのライセンス 「ひとことでは…

暑い

会社から某所へ出張。到着直前に重要なものを忘れたことに気がつき、会社にとって返す。結局二往復。片道が山手線1/4周くらいの距離があるから、合計すると東京一周分ですか。ハトバスですか、俺は。