おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「法月綸太郎の本格ミステリ・アンソロジー」法月綸太郎 角川文庫

私がぼんやりと考える本格ミステリの範囲から大いに逸脱した傑作ぞろいで、たいへん楽しめました。なにしろ最初がウディ・アレンの神様を探す話で、最後がボルヘスの神学形而上学ミステリである。単に作品を集めただけでなく、収録されていない作品への案内…

「翻訳夜話」「翻訳夜話2 サリンジャー戦記」村上春樹, 柴田元幸 文春新書

翻訳には うといので、なるほどそんなものかと思いつつ読む。同じものを二人で訳し比べてみる試みが面白い。柴田訳のほうが好みなのだが、私の性格からいって、やっぱりそういうものだろうなあと思う。

Koss Plug spark

通勤用に使っていたKossPlugのラインが断線したので、イヤホンを物色しに行く。Koss Plug sparkというのがあったので買ってみる。買ってから気がついたのだが、コードが白色ではないか。これではiPodを買いたいけれども貧乏で買えないので、イヤホンだけ白を…

Mr.TECHIE&MISS KIPPLE

Mr.TECHIE&MISS KIPPLE / 立花ハジメ立花ハジメを聞き返していたら、テッキ−君とキップルちゃんは持っていないことに気がつき、ちょうど再発されていたので購入。 Mr.TECHIE&MISS KIPPLEは、キュートでチャーミングという言葉以外で表現しようとすると、結果…

Hangable Auto Bulb

Hangable Auto Bulb / AFX リチャード・D・ジェイムスのAFX名義の「Hangable Auto Bulb EP」と「Hangable Auto Bulb EP2」をまとめたCD。確かに95年頃の音がします。ドリルン・ベースの可能性を開拓していた頃の意欲作。

Minimum-Maximum(独)

Minimum-Maximum(独) Kraftwerk 英語版に引き続きドイツ語版をゲット。またCCCDを買ってしまった。声も楽器であるクラフトワークなので、言語が違うとボコーダーの掛かり具合も変わってくるので、これは買わざるを得ないのである。

闇の展覧会 (霧) ハヤカワ文庫

「遅番」デニス・エチスン 世にも奇妙な物語風。スーパーマーケットのレジ係は昔の同級生だったが、妙にうつろな目をしていた。 「石の育つ場所」リサ・タトル 適切な場所と時期を与えれば、石は育つもの。父親は、育つ石に殺されたと心のどこかで信じる主人…

今日買った本

今日買った本 「みんな行ってしまう」が良かったので以下の本を確保してみる。 「スペアーズ」マイケル・マーシャル・スミス, ヴィレッジブックス この前映画化されたらしい。 「死影」マイケル・マーシャルスミス, ヴィレッジブックス

「みんな行ってしまう」 マイケル・マーシャル・スミス,嶋田洋一,創元推理文庫

当りでした。木に竹を接いだというのは、ちぐはぐな様子を指すが、木は見飽きたし竹も見飽きた人にとっては、木に竹を接ぐのは面白い。ある種の人の場合、出来てしまった全体の出来は二の次であって、木に竹を接いでしまったというアイディアだとか、木に竹…