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おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

壜の中の手記 ジェラルド カーシュ 角川文庫

  • 豚の島の女王

孤島で発見された四体の奇形の骨に秘められた悲しい物語。

  • 黄金の河

意思を持ったサイコロの話。ほら話系。

  • ねじくれた骨

終身刑の囚人と脱走の話。組み立てを変えればまっとうなミステリになりそうな話。人生の逆説の話となっている。かなり好み。負け試合ばかりのチェスタトン

  • 凍れる美女(文庫のみ収録)

永久凍土の下に埋もれていた美女と暮らす話。

  • 骨のない人間

秘境に潜む骨のない人間の恐怖。古典的なSF落ちはどうでもよくて、秘境の怖さを存分に伝える。

  • 壜の中の手記

ビアス失踪の真実。秘境の話。秘境に真実があると感じられた時代の話か。

  • ブライトンの怪物

古典的時間SF。やはりSF的アイディアよりも、大きな流れに巻き込まれた人の悲哀がテーマ。

  • 破滅の種子

人を破滅に導く指輪の行く末。ほら話的奇妙な話。読後、なんだか落ち着かない感じがいいなあ。

  • 壁のない部屋で(文庫のみ収録)

一夜の恋人と迎える朝。

  • 時計収集家の王

時計収集家の王に仕える時計職人の数奇な運命。これもいいなあ。

  • 狂える花(短編集収録版)

SF的設定だが、作者の主眼はそこにはない。エキセントリックな博士と淡々と物事を進める助手と園丁の描写がいい。

  • 死こそわが同士

SF的設定だが、作者の主眼はそこにはない。愛のために大量死に突き進む主人公。