おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

予告探偵 木塚家の謎

予告探偵 木塚家の謎 太田忠治 中央公論新社
謎が発生することを察知し、予告状を送りつけ謎を解決する摩神尊。
で、予備知識無しで読み始める。5作品収録で、2番目から4番目までは1953年〜2135年の事件。ワトソン役の木塚の下の名前が変わっていくことにしばらくしてから気がつく。

なんか、ショートショート的なアイディアがバックボーンにある連作短編集ですね。あと2〜3個アイディアをぶっこめばSF伝奇物になったような気がしますが、そういうのは今どきはやらないのかな。
しかし、まあ、各所で小技が効いていてチャーミングな短編集でした。

前作を読んでなかったので、読後、すぐに探しに行きましたが書店で見当たらない。