おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い 西尾維新 講談社ノベルス

主人公の相棒がコンピューターの世界的エキスパートなのはいいけど、髪の毛が青色ということが最後まで引っかかって物語に乗れぬまま読了。主人公はいつになったら”戯言”を言うのかなと思ったら最後までなし。戯言”遣い”なんだから、世界の見方を引っくり返すくらいの戯言を遣ってくれてもいいのに、もったいぶるなよ。
推理小説に乗っかりつつ、推理小説を破壊しようとする、その意気やよし。
でもやっぱりしつこく言及される髪の毛が青色なことの位置づけがよくわからない。