おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

パチ漫―かわかずお作品集 かわ かずお 洋泉社

ペンタッチまで真似たパロディ漫画というと、古くは中田雅喜の「桃色三角」とか唐沢なをきの「電脳なをさん」とか田中 圭一の「神罰」とか、インスパイア元への愛と共に批評的な(悪意のある)視線を同じ量含んでいるというのが通例。
「パチ漫」はもっとインスパイア元に寄り添っていて、茶化す姿勢は最小限に押さえられているように感じられた。愛を囁きたければベッドの中だけにしたまえと言いたくなるのだが、これは私が年をとったせいであろう。