おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件 麻耶雄嵩 講談社ノベルス

ひねくれ方では殊能将之に勝るとも劣らないと聞いて、麻耶雄嵩の本を探して回る。本屋では見当たらない。三軒目のBookoffでやっと見つける。


やっぱりこういうのは論理を繋げる方法の奇矯さにケラケラ笑って読み進むのが正しい読み方なんだろうなあ。こういうのはリアリティがないと嫌う人がいるのもわかるなあ。どこが物足りないかというと、ちゃぶ台をひっくり返すまでには至らないところかなあ。でもひっくり返してしまうとミステリではなくなってしまうしなあ。俺ってミステリに向いていないのかなあ。