おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

2007-01-08から1日間の記事一覧

ムーンライダーズ詩集 新潮文庫

ドント・トラスト・オーバー・サーティまでの歌詞を詩集としてまとめたもの。 最初に見かけた時(昭和61年)にはお金がなくて見送り。平成13年第二刷の時は出ていたのに気づかず。やっとブックオフでめぐりあう。ほとんどのアルバムはCDで買い直しているので…

題未定 小松左京 ハルキ文庫

単行本は同級生から借りて読んだ記憶がある。発売と同時期のはずだから中学二年の頃ですか。当時は「オチ至上主義」だったので、内容がいまいち良く分からなかった。再読してみると日本史の薀蓄がすごくて、やっぱりよくわからない。 作中にあるように恐怖ユ…

骨 小松左京 集英社文庫

なぜか定期的に「骨」を読みたくなる。「くだんの母」と「牛の首」と「骨」は怪奇小説(怪談?)の名作だと思う。 「霧が晴れた時」旅行中、霧に包まれた家族は誰ともめぐり合わない。 「ヴォミーサ」ロボット三原則物。 「こういう宇宙」この宇宙がこのよう…

ルピナス探偵団の当惑 津原泰水 原書房

ルピナス学園の生徒三人組が、なぜか事件に巻き込まれる。殺人犯は何故ピザを食べたのか? 四方を建物に囲まれた中庭の密室殺人とダイイングメッセージの謎。犯人は何故苦労して死体から腕を持ち去ったのか? あまりにも本格な謎と解決。そして事件の余韻。…

読み中

山口雅也の「奇遇」の文庫帯に推理小説四大奇書に連なるとか書いてあった。いつから四大奇書になったのかと思って見てみたら、竹本健治の「匣の中の失楽」が四番目の奇書らしい。これは読まなければと思い書店・古書店に行くも見つからず。本日やっと発見。…