おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

大久保町は燃えているか 田中哲弥 ハヤカワ文庫

前作では西部の町だった大久保町が、ぬけぬけとナチスに占領されている。で、前作と同様に抜けている主人公が巻き込まれるわけです。この「ぬけぬけと」感は、一回はまると癖になるね。で、天候の悪い日の飛行機の中で読んでいて、これで墜落すると人生最後に読んだ小説が大久保町になるな。と思って焦ってみたり、それもまた良しと感じ入ってみたり。

で、帰りの飛行機では三島由紀夫っぽい短編小説集を読んだのだが、対面に座った客室乗務員の方の足が気になって読書が進まない。家に帰って洗濯物を出したら行方不明。