2006-12-02 スノウホワイト グリムのような物語 諸星大二郎 東京創元社 グリム童話自体が不気味な話であるから、アレンジも明快な話に整理するよりは、わからないものをわからないまま示すほうが良い。 わからないものをわからないまま描くと言えば、諸星大二郎。 カラバ公爵で一ページに描かれた「長靴をはいた猫」がいいな。猫が書かれているだけなのに何故か不安になる。