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おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

邪魅の雫 京極 夏彦

やっと読み終わる。京極堂も榎木津もいまひとつ冴えない感じ。関口くん(いままでと比べると)頑張ってる。(けど何もしない)。どんどんキャラ萌え話に傾いてきているのがなあ。読者が読みたい話を書いてどうする。
トリックの構造が、いわゆるアリバイトリックの組み立て方に似ているような気がします。
テーマの一つがセカイ系のようですが、セカイ系の憑き物は言葉では落とせないような気がします。「あなたの言っていることは全部嘘に違いない」と言い切ってしまえばセカイ系の勝ち。セカイ系だから根拠はいらないぞ。
登場人物がやたら多いのと、前半の茫漠とした男の説明がむやみに長いので読み通すのが辛かった。せめてページ数を三分の一にしようよ。
メインのトリックがすごくいい(ように思える)ので、なんとなく残念でした。