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おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

あいにくの雨で 麻耶雄嵩 講談社ノベルス

昔殺人があった塔で死体を発見した高校生、烏兎と獅子丸と祐今。雪の中の密室殺人。生徒会の機密漏洩事件の捜査。
学園物というか青春物。とは言え麻耶雄嵩だから、ほろ苦い青春の思い出話になるはずもない。どんでん返しだの解決されない謎だの強烈に不幸になる人だの後味悪すぎ攻撃の嵐。
話自体は地味なためか、世間の評価はそれなりのようですが面白く読みました。麻耶雄嵩の小説は、前半がじわじわ進行するパターンが多いのですが、生徒会陰謀話が政界黒幕話調だったりハードボイルド調だったりして退屈しませんでした。パロディなのか本気なのか分からないところも麻耶雄嵩。しかし町の名前がサンダとガイラというのは元ネタが古すぎないか。