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おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

沈黙/アビシニアン 古川日出男  角川文庫

長編二作「沈黙」と「アビシニアン」の合本。
「沈黙」第二次世界大戦終戦直後の混乱した東南アジアで特務機関のメンバーが、という幕開けから17世紀に発生したある音楽と、凶暴な舌と、暴力的とも感じられるプロットの展開とイメージの洪水に翻弄されつつ、いつまでたってもお話がはじまらないなあと思っていたらいきなり終わりました。
力技でぐいぐい押すところは村上龍コインロッカー・ベイビーズを(勝手に)思いだしました。兄弟・姉弟の話だし。世界を揺るがすお話だし。