おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

怪盗クィーンと魔窟王の対決 はやみねかおる 講談社青い鳥文庫

子供が読んでいたのをつい読んでしまう。パターン化した登場人物がパターン化した行動をする。場面場面でいわゆる漫画的な絵が浮かぶような描写。(たとえば発言する人物がアップで力説。その後ろで汗を一筋タラリとさせ、目は笑いながらヲイヲイと言っている、とか。)
気楽に楽しめるし面白い。
私が本を読むときには、頭の中に映像を浮かべることをほとんどしないので、次々と漫画的絵が浮かんでくる体験は面白かった。しかし、それらの絵はどこかで見たことがあるような絵ばかりなのがなあ。今まで見たことがない映像を読者の頭の中に思い浮かべさせるようであれば一流なのだけれども。