おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

「闇の展覧会−罠−」カービー・マッコーリー編 ハヤカワ文庫

アイディアストーリーではあるが、心の闇の書きっぷりはさすがスタージョン。でもやっつけ仕事の感は免れない。でもスタージョン

  • 闇の天使 エドワード・ブライアント

現代に生きる魔女が昔の男に復讐する話。

  • 精神一到…… リチャード・マシスン リチャード・クリスチャン・マシスン

気がつくと棺おけに入っていた。どうやら埋葬されたらしい。死にものぐるいで脱出を試みるが……。世にも奇妙な物語が好きそうな話。

  • ビンゴ・マスター ジョイス・キャロル・オーツ

バージンを捨てようとしたハイミスが失敗を繰り返したが、ついに……。この短編、かなり点数が高いのですが、私のカテゴリーではホラーに属しない。

絵本。説明も理由もないところが素敵。

  • ゲロンチョン ラッセル・カーク

魔術師と対峙した将軍の話。ちょっとだけ古いタイプの話だが、アフリカのゴシック描写が説得力を与えている。

未来からやってきた不幸な自分。宙ぶらりんの自分の足場と不幸の棘の兆し。

鼠の話。ハハハと笑い飛ばすのが吉。

  • 王国の子ら T・E・D・クライン

大停電と下水道とラヴクラフト神話風味。老人のキャラクターが良い味を出していて読ませる。