おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

「奇遇」

山口雅也の「奇遇」がノベルズで出ていたので買おうと思って書店にいったら、汗をだらだらとかきながら立ち読みしている男がいて、うずたかく積んでいる「奇遇」に股間をぐりぐり押し当てている。書店を一周して戻ってきても、同じ場所でまだ立ち読みしながら「奇遇」に股間を押し当てている。どかないかなと思って横にびったりとくっついて立ってみたが、まだ立ち読みしながら「奇遇」に股間を押し当てている。むりやり「奇遇」を手にとってみるが、なんだか気持ち悪いので積んである下のほうの「奇遇」をとろうと思ったが、股間に隠されて取れない。どけてくれないかと思って、近くにある本を軽く投げて股間に当てたりしてみたが、ぴくりとも動かない。しょうがないから、かろうじてとれた上から二番目の「奇遇」を手にとってレジまでもっていったが、股間が幻影のようにちらつくので購入を諦めた。