おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

読み中

ねにもつタイプ 岸本佐知子 筑摩書房

発売日から三日間探し回ってやっと購入。読み進めると、あああ、という声にならない声が出る。あああ、いいわあ。ほんと他人とは思えない。 装丁・イラストのクラフト・エヴィング商會が、いい仕事しています。本当にもったいないので、ちびちびと読んでは置…

邪魅の雫 京極 夏彦

頭が茫漠としている人の内面を説明・解説しようとしているところがなあ。説明はいいから描写しろよと思う。読み進めればそこに仕掛けがあるのかもしれないので迂闊なことはいえないところが怖い。頭が茫漠とした人の描写というと橋本治の「無花果少年と瓜売…

邪魅の雫

読んでも読んでも進まない。分厚くて持ちずらい。「姑獲鳥の夏」ならもう話が終わっている頃だが、なかなか魅力的な謎が出てこない。だんだん辛くなってきた。