おそらくは半茶のblog

流行に乗り遅れてはいかん!とブログをはじめてみたおっさんです。

2006-01-04から1日間の記事一覧

博士の愛した数式 小川洋子 新潮文庫

最初から最後までウルウルしながら読了。わたしゃ女性のものの考え方がよくわからない。わからないことがわかっただけでもよしとしよう。日常とロマンが両立しているというのが不可解。水と油が共存しているドレッシングのようなものである。男なら塩をぶっ…

風に吹かれて パトリシア・ハイスミス 扶桑社ミステリー文庫

中期短編集だそうだ。 「頭のなかで小説を書いた男」 内容=タイトル。紙に書き写さないまま14冊の本を書き上げてそのまま墓に入った男を、あきらかにうらやましさを含んだ視線で描いている。 「ネットワーク」 都会の人間関係の善意のいやらしさ。に対する…